遂に北海道に到着!壮大な北の大地をこれから思う存分バイクで満喫するぞー、と早速走り出したいところではありますが、新日本海フェリーで苫小牧東港に到着すると、まず考えなければならないのはその日の宿泊地をどうするか?ということ。ノープランで乗り込むと、いきなり結構大変な目にあうのでご注意下さい!
関西⇒北海道までの航路と到着時間
3つの航路から選べます
- 敦賀ー苫小牧東 0時30分発⇒20時30分着
- 敦賀ー新潟、秋田経由ー苫小牧東 10時00分発⇒翌日17時20分着
- 舞鶴ー小樽 23時50分発⇒翌日20時45分着
関西方面から新日本海フェリーを使って北海道に行く場合には、3つの航路があります。ひとつは、敦賀を深夜、日付が変わるころに出発し、直行でその日の夜に苫小牧東に到着するというもの。そしてもうひとつが、同じく敦賀から出発し途中、新潟と秋田を経由してから、苫小牧東にいくもの。こちらは午前中10時に出発して、翌日の夕方に到着します。最後3つ目の航路は、舞鶴を夜中に出発して、翌日の夜に小樽に到着するというものです
敦賀から出発するか舞鶴から出発するか、また、敦賀からであれば直行便にするかそうでないかによって、それぞれ航路が分かれており、それによって出発時刻、到着時刻が異なっています
乗船時間は長いけど。。
ちなみに、今回私が利用した航路は、二つ目に紹介した敦賀から新潟、秋田を経由して苫小牧東へ行く航路。フェリーにまる1日以上乗船していなければならない、かなり時間のかかる航路ではありますが、今回はスケジュール上どうしても真夜中に出航する便に乗船することができなかったので、やむを得ずその航路を選ぶことにしました
ただ、他の2つの航路に比べると、到着する時刻が夕方の5時20分ということで、まだ幾分早い時間なのがこの航路の救いです。その時間であれば、まだ日が暮れるまでに少し時間があるので、これから走って移動することもできなくはありません
敦賀もしくは舞鶴から真夜中に出発するのがスケジュール上困難な方や、あとは、憧れの北海道に降り立つ最初の一歩目は明るいうちが良いという方、そして、到着したら当日のうちにある程度のところまで走りたいという方であれば、敦賀から新潟、秋田を経由して苫小牧東へ行く航路を選ぶと良いでしょう。ただし、フェリーでの拘束時間が他の航路よりも長くなるので、そこだけ注意です。最初は、ゆったりとフェリーの旅を楽しむことはできますが、後半はほとんど変わらない景色も見飽きてしまい、かなり退屈でした
苫小牧東港フェリーターミナルと周辺の様子
夜はめちゃくちゃ暗い
苫小牧東港フェリーターミナルに到着し、フェリーから下船すれば、そこはもう憧れの北海道の大地。よっしゃー早速出発だー!と意気込んでスタートしようにも、到着時刻が夜の便で到着してしまうと、既にあたりは真っ暗な状態。建物の明かりや、駐車場の街灯のおかげで、フェリーターミナルとその周辺ほんの一部だけは、かろうじて明るいでしょうが、そこから少し離れると、道路に街灯もなく、はっきり言ってめちゃくちゃ暗いです
行き先を確認したり、複数で来ている方で他の仲間と打ち合わせしたりするのであれば、事前にフェリー内で済ませておくか、一旦、明るいフェリーターミナル周辺で停まってそこですることをおすすめします。走り出してフェリーターミナルから離れてしまうと、しばらくは店らしい店もなく真っ暗な道が続きます
ちなみに、フェリーターミナル内には軽食コーナーがあって、フェリー運航日であれば夜10時まで営業しているので、そこを利用しても良いでしょう
■苫小牧東港フェリーターミナル軽食コーナー
・営業時間
16:30~22:00まで(ラストオーダー21:45) ※フェリー運航日のみ営業
・メニュー
ラーメン(味噌・塩・醤油・580円)、きつねうどん/そば(500円)、かき揚げうどん/そば(550円)、花畑牧場豚丼(880円)、ビーフカレー(600円)など
苫小牧東フェリーターミナルから一番近い道の駅
道の駅「むかわ温泉四季の館」
苫小牧東港フェリーターミナルからバイクで15分、国道235号線を東に走ると、道の駅「むかわ温泉四季の館」があります。ホテルや天然温泉、プール、トレーニングジム、図書館、貸しホールなどが併設されていて、充実した施設が人気の道の駅です
ちなみに、去年、北海道旅行に来た時には、苫小牧東の到着時間が夜8時30分のフェリーを使ったので、こちらの道の駅で宿泊しました。フェリーターミナルから距離的にも近く、温泉では朝風呂もやっていてすごく助かりました
ただ、去年はバイクではなくキャンピングカーで来たので、併設しているホテルではなく駐車場で車中泊をしました。バイクの場合だと、ホテルを利用することになるでしょう。結構人気の道の駅で、私が利用したのは平日でしたが、それなりに車も停まっていましたので、駐車場にテントを立てるのは。。難しいでしょう
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道の駅に併設されたホテル「四季の風」では、素泊まりだと5,000円からプランが用意されているようです。苫小牧東港フェリーターミナルに夜到着して、その時間からあまり遠いところまで走るのはちょっと、という方であれば、当日の宿泊先として選択肢の一つに良いかもしれませんね
まとめ
関西方面から北海道へ、新日本海フェリーを使って行かれる方は、到着する時間が夜もしくは夕方になります。ようやく北海道に到着して、すぐに走り出したいところではあるでしょうが、夕方の便ならまだしも、夜到着の便であればいきなりは無理をせず、最初の目的地、宿泊先はほどほどの場所にするのが良いでしょう
いずれにしても、到着した当日の宿泊をどうするかについては、あらかじめしっかり決めておくのがベストです